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コンドルが腐敗肉を食べても平気な理由 [ニュース]


腐敗した動物の肉をコンドルが食べる姿は映像でも見たことがあるかもしれませんが、
この度コンドルを研究するチームの論文が英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズで発表された。



動物の死肉を食べるコンドルはくちばしで死骸を骨になるまでつっついて、
食欲を満たしてますがどうして死肉を食べても大丈夫なのか?



炭疽(たんそ)菌やクロストリジウム菌などの病原菌や毒素を摂取しているにも関わらず
栄養を取り込むにはそれなりの体の特殊構造があるに違いないということ。



実は、数百万年に及ぶ進化で磨き抜かれたコンドルの消化管は特殊な器官として発達し
有害な細菌をの大半を殺すことができるようになっている。

残った細菌とはコンドルの腸内で共存できるようになっているということが研究で明らかになった。



コンドルの顔の表面から採取した細菌の数は528種類にもおよんでいるが、
腸内の細菌数はなんと76種類しかないことも分かった。


致死性の細菌すらもコンドルの腸内では耐性があることで他の動物でを死にいたらせるような
細菌もコンドルの腸管下部では活発に活動しているという。

長い年月をかけて経た腸内器官は危険な細菌が侵入してきても大丈夫な構造になっているようです。






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